敏感肌の原因と正しいスキンケア方法

目次

1.敏感肌ってどんな肌状態?

敏感肌ってどんな肌状態?

敏感肌とは、化粧品・洗剤・紫外線などからの外的な刺激に反応してしまうデリケートな肌のことを言います。肌のバリア機能が低下している状態で、主に、肌が荒れる・赤みが出る・肌がヒリヒリするなどの症状が一般的です。ただ、医学的に、「敏感肌」という病名はなく、病院で検査をしても、敏感肌を特定することは難しいのが現状です。    

2.敏感肌の種類

正しいお手入れ

敏感肌といっても、その種類は大きく分けて4種類に分けられます。具体的に見てみましょう。

●乾燥性敏感肌
元々肌の潤い成分である「セラミド」が少なく、乾燥しやすい体質の人は、乾燥性敏感肌である可能性が高いです。乾燥性敏感肌は、角層の潤い機能が低下し、外的な刺激を受けやすい状態になっています。この状態の時、肌の内部では刺激によって微弱炎症が起こっています。これが繰り返されていくと、未完成の角質細胞が表に現れ、真皮では炎症によってコラーゲンが破壊されてしまいます。


●脂性敏感肌
脂性敏感肌は、過剰な皮脂分泌により、皮脂が酸化してしまうことで、肌トラブルを起こしやすい肌状態にあります。例えば、肌トラブルで代表的なニキビは、皮脂分泌が盛んな状態で、原因となるアクネ菌が繁殖し、炎症などを引き起こします。


●生活環境型敏感肌
生活環境型敏感肌は、環境の変化によって肌がデリケートな状態になっています。


●アレルギー性敏感肌
アレルギー性敏感肌は、生まれつきアレルギー体質の人に起こりやすい敏感肌です。アレルギーの原因物質が肌に触れると、強いかゆみやじんましんなどのアレルギー反応が起こります。

3.敏感肌の原因は?

原因

敏感肌になる人は何が原因なのでしょうか?原因は一つに限らず、いくつかが合わさって引き起こされることもあります。

① 加齢による潤い低下

加齢加齢は誰にでもやってくるもので、肌も加齢による影響を受けます。若い頃、特に20代前半などはコラーゲンやヒアルロン酸など肌の弾力成分、潤い成分が豊富にあるため、特にケアをしなくてもみずみずしい弾力のある肌でいられます。

しかし、年齢が進むにつれてコラーゲンの量、ヒアルロン酸の量とも減少していきます。コラーゲンなどは40歳になると20代前半の時の半分以下になってしまうことも。ヒアルロン酸も30代から急に減少していきます。

敏感肌になってしまうのは肌のバリア機能が低下するため。もとをたどれば必要なコラーゲンやヒアルロン酸などが減少してしまい潤いが低下してしまう事が原因です。

加齢による潤い低下は、いわば仕方のない事です。30代担ってきたころから、潤いチェックして怪しいと思ったら早めにケアしましょう。


② 乾燥による水分不足

水分不足敏感肌になってしまう原因はいろいろありますが、一番の原因と言ってもいいのが乾燥です。

乾燥=敏感肌といってもいいほど敏感肌と乾燥は密接な関係があります。肌が乾燥してしまう、ということは、すでに肌の潤いが低下していることになります。ということは肌を守るバリア機能が著しく弱っていることになるのです。

そのためバリア機能が低下したところに刺激を受けるとそれが過敏に反応してしまい、赤くなったり、痒くなったり、時にはアレルギーを引き起こしてしまうことになるのです。敏感肌の原因は、加齢、体質などいろいろあるのですが、結果的に肌の潤いがなくなることにより敏感肌になるのには違いありません。


③ 敏感肌の体質が遺伝

遺伝敏感肌の原因の一つに遺伝による元々の体質ということがあります。敏感肌というとアトピー性皮膚炎などもありますが、これもまさに原因は遺伝と言ってもいいでしょう。実際、敏感肌になってしまうのは肌の潤いが少ないということがあります。

敏感肌=遺伝という可能性はもちろんありますが、実は一概にそれだけとはいえませんし、遺伝だから必ずしも子供も敏感肌になるとも言い切れないのです。

たとえ敏感肌になりやすい体質だったとしても、普段のスキンケアや食生活、生活習慣等によって全く健康な肌になるという事も十分に考えられます。

遺伝の要素もありますが、親子で敏感肌になってしまうのは、それ以外の要因も考えられます。例えばバランスの悪い食生活、運動不足、ストレスをためやすい性格、スキンケア等気にしない性格等も敏感肌を引き起こします。

そのため、親と同じような生活を送っていれば、元々の体質がそうなのですから、やはり敏感肌になってしまう可能性は高くなってしまうでしょう。


④ 偏った食生活による敏感肌

食生活敏感肌の原因は、肌の乾燥というのが大きいですが、その乾燥を引き起こすのは空気の乾燥だけではありません。

乾燥するという事は皮脂や水分が少ないという事で、それらの物質は身体の中から出てくるものなのです。そのため身体自体が健康でなければ皮脂の分泌量や水分量が低下してしまい、結果的に肌が乾燥してしまい敏感肌になるというわけです。

逆に偏った食生活をしていると、皮脂の分泌量が低下、肌の潤いや弾力もなくなってしまい敏感肌になってしまうのです。偏った食生活というと、まずはダイエットがあります。ダイエットにより十分な栄養を補給できずにいると、当然肌荒れ、乾燥を引き起こします。

また、レトルト食品やインスタント食品などもビタミンやミネラルが少ないだけでなく、逆にそういった栄養素を体外へ排出してしまう添加物が含まれていますから、やはり敏感肌になってしまう可能性が高くなります。

ミネラル、ビタミン、タンパク質は、どれも肌には必要なもので、当然身体にも必要なものなので、栄養のいい食材をバランスよく摂取するようにしましょう。


⑤ 間違ったスキンケア

スキンケア多くの女性は、毎日のようにスキンケアを欠かさずにおこなっていることでしょう。ただ、肌に良かれと思っておこなっているスキンケアもやり方が間違っていれば逆効果になってしまうことあります。それにより敏感肌になってしまうことがあります。

間違ったスキンケアとして多いのが、洗い過ぎ、こすり過ぎです。

日中メイクをしている女性は多いと思いますが、帰ってきたらしっかりとメイク汚れを落とさないといけません。メイク汚れがあると、炎症を起こしたり、シミ・しわの原因になったりするからです。そのため、毎晩ゴシゴシと何度も擦って洗顔をし、メイク汚れをしっかり落そうとするのです。

これは実はよくありません。もちろんメイク汚れを落とすことは大切ですが、必要以上の洗顔、そしてゴシゴシ洗いなどは必要な角質まで取り除いてしまい、皮脂がなくなるどころか、ダメージに弱く育ちきっていない若い角質が表面にでてきてしまうのです。

そのために敏感肌になってしまうのです。 乾燥肌の方が前述のように洗顔すると敏感肌になりやすいですが、脂性肌の方も実は注意が必要です。当然脂性肌であろうとゴシゴシ洗いは良くありません。

常に今の自分に合った化粧品をチョイスすることも大切です。


⑥ 疲労やストレス

疲労とストレス肌は体調のバロメーターでもあり、身体の調子が悪いとすぐに肌に表れてくることもあります。実は敏感肌の原因の一つにも体調の不具合が関係しています。身体が疲れていると、血液の流れは悪くなり、リンパの流れも滞ってしまいます。

そのため皮膚まで栄養が行きわたらずに、ターンオーバーが正常におこなわれなくなったり、皮脂の分泌量が低下したりして、潤いがなくなり敏感肌になってしまう、というわけです。

また、体力的な疲れも敏感肌の原因でもありますが、精神的な面も影響してしまいます。女性はホルモンバランスが乱れると、生理不順になったり、無排卵になったりします。また、ターンオーバーも乱れ、肌も弱くなってしまうのです。

疲労やストレスをためないことが一番の対策ではありますが、なかなかストレスを溜めない、ストレスを解消させるというのは難しいものです。そのため、そういった時には肌を刺激しないように心掛けることが大切でしょう。

4.正しいスキンケア方法

敏感肌だと感じている方には、スキンケアの見直しが必要です。でも、一体どこをどう変えればいいの?とギモンに感じている人も多いはず。今回は、敏感肌に優しい基本のスキンケアを一緒に見直していきましょう。

スキンケアの理想ステップ

  • (1)クレンジング
  • (2)洗顔
  • (3)化粧水
  • (4)美容液
  • (5)乳液・クリーム

1.クレンジング

クレンジングは、どう落とすかで、その後の化粧水や美容液などがどう肌に入るかが決まります。刺激の強いクレンジング剤を肌に塗りつけたり、ティッシュやコットンで必要以上の力を入れてふき取ったりすると、肌が乾燥して、外的刺激に反応しやすい敏感肌になってしまうので、肌に負担をかけないスキンケアを心がけましょう。

クレンジング

  • 適量のクレンジング料を手に取る
  • Tゾーン、Uゾーン、目元・口元の順にのせ、なじませる
  • 人肌程度のぬるま湯で手早く洗い流す

<クレンジングのポイント>
・肌の角層が傷つき、肌荒れを起こしやすくなるので、ゴシゴシ擦らないようにしましょう。
クレンジング料はケチらず、適量を手に取りましょう。少ないと摩擦が起こりやすくなります。
・クレンジング料は肌に負担がかかるのでなるべく短時間で!目安は1分程度。
ぬるま湯ですすぐのがベストです。熱湯や冷水ですすいでも汚れが落ちません。

2.洗顔

洗顔で一番気を付けたいことは、洗い方です。ゴシゴシ擦って洗えば汚れが落ちると勘違いしている人が多いですが、実際はそうではなく、逆に肌を傷つけてしまっています。正しい洗顔の仕方を覚えて、清潔な肌状態をキープしましょう。

洗顔

  • まず、ぬるま湯で顔を軽く濡らす
  • 洗顔料を適量(朝:0.5cm 夜:1cm程度)手に取り、ぬるま湯を加えながらよく泡立てる
  • 皮脂の多いTゾーン、Uゾーンの順に泡をのせていく
  • ぬるま湯で丁寧に洗い流す
  • 質が良く柔らかい素材のタオルで優しく抑えるように水分を取る

<洗顔のポイント>
・洗顔での重要ポイントは、よく泡立てることです。泡立ての目安は手と手を重ね合わせ、間に泡のクッションができる程度。キメの細かい泡を作ることで、汚れを包み取りやすくします。
・肌の角層が傷つき、肌荒れを起こしやすくなるので、ゴシゴシ擦らないようにしましょう。
・生え際やあご下などの洗い残しには注意!肌への刺激になります。
1分~1分半を目安に手早く済ませましょう。じっくり時間をかけても肌に負担になるだけです。


3.化粧水

化粧水
敏感肌の人は、セラミドなどの保湿成分が配合された化粧水を選んで、保湿力と肌バリア力を高めましょう。

  • 洗顔後すぐに100円玉大の化粧水を手のひらに取る
  • 顔全体にさっとなじませる
  • 仕上げに、乾燥しやすい目のまわり、フェイスラインにもしっかりなじませる

<化粧水のポイント>
・赤ら顔やシミの原因にもなるので、パチパチと手でたたかないようにしましょう。
・コットンではなく、手のひらにとって擦らず優しく顔を包むように押さえながらなじませましょう。

4.美容液

美容液
敏感の人は、美容液を使って有効成分を肌に補給してあげることで、改善しやすくなります。早く良い状態を取り戻したくて、大量につけても逆効果ですので、自分の肌状態を見ながら適度に取り入れましょう。

  • 洗顔後すぐに100円玉大の化粧水を手のひらに取る
  • 手のひらで押さえるように顔全体になじませる
  • マッサージ感覚で頬や法令線を引き上げるようになじませていく
  • 仕上げに、目の周りやフェイスラインを手のひらや指の腹でおさえてなじませる

<化粧水のポイント>
・塗る量は、適量を手のひらに取りましょう。
テカりがちな部分には油分の多い美容液をつけすぎないようにしましょう。皮脂が詰まり、ニキビなどの原因になることがあります。
・2つ以上の美容液を使用する場合は、水っぽいテクスチャーのものから油分のあるものへと重ねていくことで浸透力がアップします。

5.乳液・クリーム

乳液・クリーム
乳液やクリームには、肌に潤いを与えたり、肌表面に蓋をして水分の蒸発を防ぐ役割があります。乾燥は敏感肌の大敵ですので、しっかりと保湿対策を行いましょう。敏感肌の人は、できるだけ肌負担を減らした方がいいので、もし、美容液などで十分保湿ができているのであれば、乳液やクリームまで塗る必要はありません。

  • 適量を手のひらに取る
  • 頬の中心から顔全体になじませる
  • 目の周りや口元も丁寧になじませていく

<クリーム・乳液のポイント>
・肌への摩擦は、角層を気付付けてしまうため、強くこすったり、すりこんだりするのはやめましょう。
テカりが気になるTゾーンは控えめにしましょう。皮脂が詰まり、ニキビなどの原因になることがあります。
優しくたたいてなじませるのがベストです。

まとめ

敏感肌の原因と正しいスキンケア方法、いかがでしたでしょうか?

実は、日常生活の色んなところのに敏感肌の原因は隠れているんです。「私は大丈夫」と思っていたら、いつのまにか肌が敏感になっていた、なんてこともあるかもしれません。原因をしっかりと理解して、対策をとることが大事です。

もうすでに敏感肌でお悩みの方は、化粧品選びは慎重になりますよね。

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